京都府公立高校入試 2025年度 保護者が知っておきたい重要ポイント
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京都府の公立高校入試では、お子様の個性や能力に合わせて複数の入試制度が用意されています。この記事では、2025年度入試の重要なポイントをまとめました。
1. 入試の種類と日程
公立高校入試は大きく分けて「前期選抜」「中期選抜」「後期選抜」の3種類があります。
前期選抜
2月17日から18日に実施される前期選抜は、学力検査に加えて面接や実技検査などを組み合わせた選抜方式です。学校や学科によって検査内容が異なり、部活動での実績なども評価の対象となることがあります。
中期選抜
3月7日実施の中期選抜は、5教科の学力検査と調査書による総合評価で合否を判定します。第2志望まで出願することができ、全日制の場合は第1志望に順位をつけて2校または2学科まで志願可能です。
後期選抜
3月25日実施の後期選抜は、前期・中期選抜で定員に満たなかった学校で実施されます。3教科(国語・数学・英語)の学力検査と面接で選考されます。
2. 志願できる学校・学科の決まり
居住地域によって志願できる学校が決められています。これを「通学圏」と呼び、以下の5つに分かれています:
- 京都市・乙訓通学圏
- 山城通学圏
- 口丹通学圏
- 中丹通学圏
- 丹後通学圏
ただし、前期選抜では一部の学校で通学圏を越えた出願が認められています。また、専門学科は原則として府内全域から志願することができます。
3. 検査内容と評価方法
各選抜における主な評価項目は以下の通りです:
前期選抜
- 学力検査(共通または独自)
- 面接
- 実技検査(該当校のみ)
- 作文・小論文(実施校のみ)
- 調査書
報告書と学力検査の配点比率は学校によって異なりますので、必ず志望校の募集要項で確認してください。
中期選抜
- 5教科学力検査(各教科40点×5教科=200点)
- 調査書(9教科3年間の評定計195点)
4. 出願に必要な書類と手続き
出願期間は以下の通りです:
- 前期選抜:1月24日~27日(郵送の場合は27日消印有効)
- 中期選抜:2月26日~28日(郵送の場合は28日消印有効)
必要書類は入学願書、写真票、調査書などです。前期選抜では、活動実績報告書など追加の書類が必要になる場合もあります。
5. 合格発表から入学までの流れ
合格発表日:
- 前期選抜:3月1日
- 中期選抜:3月15日
- 後期選抜:3月27日
入学手続きの詳細は合格発表時に案内されます。また、経済的支援として、各種奨学金制度や就学支援金制度があります。
重要な注意事項
本記事の内容は2025年度入試の概要をまとめたものです。**必ず志望校の募集要項や京都府教育委員会のウェブサイトで最新の情報を確認してください。**また、各学校で実施される学校説明会に参加することをお勧めします。入試制度や出願方法について、より詳しい情報を得ることができます。
情報は変更される可能性があります。この記事の内容を参考にされる場合は、必ず公式の募集要項等で最新の情報をご確認ください。
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